「写真で読む昭和史 占領下の日本」 水島 吉隆2011年02月06日

敗戦後、連合軍による占領期の日本の出来事を写真とともに記述している。

厚木飛行場のマッカーサー到着から連合軍による占領。GHQに接収された建物のリストとその写真、軍国主義者の公職追放、東京裁判と被告たち、闇市、DDTによる消毒、ゼネスト、ララ物資。
やがて冷戦となり、レッドパージ、公職追放の解除、警察予備隊の創設、朝鮮戦争。
庶民の暮らし、子供たちの表情、その時代の雰囲気をも描き出す記述。

忘れちゃいけないんだと思う。日本人全員が知っているべきだと思う。 もう一度言う。必読書である。

(日経プレミアシリーズ 2010年12月8日 870円+税) アマゾンへのリンク

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://booker.asablo.jp/blog/2011/02/06/5665043/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

アマゾンへのリンク