「鋼の錬金術師」 荒川 弘2011年03月10日 00時00分

マンガです。

今回、27巻で完結しました。
「月刊少年ガンガン」という、決して対象年齢層の高くない媒体に連載されていたのが信じられないほど、内容はシビアです。
結構、残酷っぽい描写もあるし、救いの無い部分もある。
でも、他の凡百のマンガと違うのは、自分の力で頑張るってことだと思う。「錬金術」という超能力が使える、っていう設定はあるけど、能力アップが天から降ってくる訳ではなく、制約もあり、しかも最後にはその能力も・・・。

構造としては、ハードボイルドなんだよね。自分の価値観を守る痩せ我慢と、他者への思いやり。

ウケを狙うマンガばかりの世の中、というより出版社の意向でストーリーが定まっていく世の中で、大物でもない作者(失礼!)が自分の書きたい物語を書くことでパワーのある作品になった、という希有な例ではないかと思います。一昔前の少女マンガのパワーを思い出します。

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